2016年 3月11日
東日本大震災より
（一部抜粋）
僕が生きる今日は
もっと生きたかった 誰かの明日かもしれないから
すごく大事なことを忘れていた
今日という日をなんとなく、生きていないかな？
今という時間をなんとなく、過ごしていないかな？
当たり前のように生きている僕たちにとって
今日という日や、今という瞬間は
当たり前のように過ぎていきます
でも、５年前、あの震災で亡くなった方からしたら
もしかしたら僕たちの周りで当たり前のように過ぎていく時間は
喉から手が出るほどほしいものなのかもしれません
たった1日でいい。
たった1時間でいい。
たった10分でいい。
たった1分でいい。
今日という日を生きている僕に
今日という日を生きることができなかった人たちの気持ちなんて
到底わからないと思う
その人たちがどれだけ願っても、その人たちにその時間はやってきません。
その人たちがどれだけ願っても、その人たちに明日はやってきません。
僕が当たり前のように生きている今日という日
その人たちがどれだけ願っても、来なかった明日
全部、当たり前じゃないなぁ…
笑いあえる仲間がいること
ありがとうって言える人がいること
応援してくれる人がいること
そして今 ここに生きていること
あたりまえじゃない
奇跡の中で生かされている自分
今日もどこかで亡くなった
誰かが生きたかった明日という1日を
僕はどう生きようか…
